2月13日~15日に開かれた「FOOD TABLE in JAPAN」(幕張メッセ)

 食の流通シーンでは日々、おびただしい新商品が発売され、新たなヒット商品やトレンドが生まれ、中には定着するものもあるが、多くは日の目を見ず消えていき、また新たな商品が登場する繰り返しである。

 2月13日(水)から15日(金)まで幕張メッセ(千葉県)で、小売・中食・外食業界向けの商談展示会「FOOD TABLE in JAPAN 2019」が開催された。

 食品メーカー、卸、海外団体、設備機器や情報サービスなど、2176の企業・団体などが3568小間出展しており、地域産品や海外商品も紹介され、売れる商品を求めて多くの人たちが、鋭い眼差しで会場内を駆け巡っている。

 そこで、「スーパーマーケット・トレードショー」「デリカテッセン・トレードショー」「外食 FOOD TABLE」の展示ブースから、これはと思った特色のあるものやユニークなものを手あたり次第に紹介し、食のトレンドの傾向を探り、ヒット商品候補生を発掘、ロングセラーアイテムも取り上げてみた。

 

 ハイボールはすっかり定着したが、南都の「琉球ハブボール」は沖縄生まれの新感覚ハイボール。泡盛をベースにハブのエキスと竜眼、ナツメ、丁字、秋ウコン、13種類のハーブのエキスをブレンドし、シークワーサー果汁を加えてある。

 

 冷凍野菜のコーナーが拡充している中で、岩谷産業の独自の冷凍技術「フレッシュ・アイ製法」による冷凍京野菜もある。岩谷産業と農業生産法人こと京都の合弁企業のこと京野菜が2017年4月から製造し、こと京都がスーパーマーケットや外食に販売している。

 漢方の生薬にもなる金針菜(きんしんさい)などアジアの輸入野菜を展開する三協商事のブース。

 

 アルファの1回分の薬膳キット商品。薬膳酒、薬膳カレー、サムゲタン、杏仁豆腐、クラムチャウダー、コンポートの6アイテム。

 

 富永貿易は、時短で手軽においしいパスタ料理がつくれるよう、通常よりも早くゆで上がるゆで時間2分の「ラティーノ エクスプレス 早ゆでスパゲッティ」を昨年10月に発売した。太さは1.65ミリ。スパゲッティを成型するときの型を開発、表面に凸凹を入れ、水車の歯車ような形にすることで、湯に当たる表面積を増やし、芯まで早く熱が浸透し早くゆで上がる仕組み。

 低温殺菌製法で、果物のフルーティーな香りや色、自然な生の鮮度感を残し、人工甘味料・人工着色料・保存料不使用の宮下製氷冷蔵のカキ氷用「生シロップ」。イチゴ、マンゴー、信州千曲アンズ、トマト、西尾抹茶キットの5種類。

 

 大豆を使った肉不使用の「ゼロミート ハンバーグ」。大塚食品が2018年11月から発売したフローズン保管でチルド販売の商品。ヘルシー志向に対応しベジタリアンやヴィーガンも意識する。

 

 インターナショナルISTの「ア・フレッシュシリーズ」。伊勢海老、オマール海老、エゾ鮑など生きたまま輸入し兵庫県にある自社水槽で管理、生きたまま、あるいは注文に応じて独自の技術で半加工を施し、冷凍して届ける飲食店向けサービス。国産伊勢海老も取り扱う。

 台湾の台湾茶葉専門店「茶工廠」。茶葉のうまみを最大限に閉じ込める製法を実現し、高級茶葉の生産地南投県のもの使用し、3月には東京・自由が丘にショップをオープン。