特に「オススメ果物」はこの2つ!

(1)リンゴ

「1日1個のリンゴは医者を遠ざける」と海外のことわざがある通り、リンゴは古くから民間療法で利用されているほどの健康食です。特に、40歳を過ぎ、老化を感じ始めた体には欠かせない食材です。

 

 フロリダ州立大学の研究によると、160人を対象とした研究では、乾燥したリンゴを1日に75g、1年間摂取した女性では、摂取しなかった女性に比べ、悪玉のLDLコレステロールが23%減少し、体重も減少することが分かっています。

「リンゴポリフェノール」と呼ばれる独自の抗酸化物質は、脂肪燃焼効果や非常に強い抗酸化作用を持ち、皮に豊富に含まれます。血糖値の急上昇を抑える食物繊維も皮に多いので、皮ごと食べることでそのメリットを最大限に生かせます。

 果肉部分に含まれる水溶性食物繊維の「ペクチン」には優れた整腸作用があり、腸内をきれいにし、善玉菌を増やし、肥満ホルモンの過剰分泌を抑えてくれます。糖尿病や肥満予防にも働く成分なのです。

 ポイントは「皮ごと、丸ごと、食べること」。リンゴポリフェノールもペクチンも「皮」に多く含まれるからです。

 私は夜遅くなるときなど夕食前に小ぶりなリンゴを1個丸ごと食べます。リンゴのもう1つのメリットは食べ応え。歯応えがよく、かなりの満腹感です。皮ごと食べることで代謝を上げて飲み過ぎ食べ過ぎを防ぎます。

(2)ミカン

 ミカンに含まれる「β-クリプトキサンチン」に2型糖尿病や脂質異常症の予防効果があることを、農研機構果樹研究所や浜松医科大学などの研究チームが発表しました。「β-クリプトキサンチン」にはβカロテンの5倍ともいわれる強力な抗酸化作用があり、耐糖能が改善すると考えられています。

 

 ミカンの「酸っぱい成分」である「クエン酸」も脂肪燃焼や代謝改善に効果的といわれており、薄皮には腸内環境を整える「ペクチン」が豊富、血糖値の急上昇を抑えてくれますし、便秘解消にも。皮の内側も白い筋にも「ノレビチン」などフラボノイドが含まれていて体の代謝改善に働いてくれます。毛細血管を強化する「ビタミンP」も含み、代謝を上げます。

 ですから、ミカンは、できるだけ「薄皮ごと」! 白い筋も食べちゃいましょう!

 オススメはこれからが旬の「夏ミカン」や「ハッサク」。

「β-クリプトキサンチン」に加えて「オーラプテン」が強力な抗菌作用、抗炎症作用を持ち、がん予防にも効果があるともいわれるほど。ミカン類の中でも、糖質が控えめなのもうれしいポイントです。

 甘過ぎず、程よい酸味の素、「クエン酸」が疲労回復に効果的。疲れた夕方のおやつにも最適です。

 縦に長い日本では柑橘系の生産が豊富。1年を通して、さまざまな種類が楽しめます。手で皮をむいて手軽に食べられるのもメリットですよね。

 いかがでしたか?

 これからは、食後のフルーツではなく、「食前、お酒の前にフルーツ!」

 おいしくって、いいことずくめ。また、食べる楽しみが増えるかもしれません。

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