コースメニューは5000円、7000円(税別、以下同)。「まんぷく」名物の「ねぎタン塩」1400円をはじめとした同店の「日本の肉料理」を組み立てている。

本来の食文化を掘り下げた業態開発を行う

 

――業態開発についてはどのようなことを考えていますか。

 広くイタリア料理の世界を見ていると出尽くした感があります。テーマはナポリになり、ミラノになり、ローマになり、という具合にどんどん細分化してきました。その点、もう一度再編集されるのか、もっと深化していくのか、もう一段ぐるりと回るのかなと思っています。

 ただ、業態開発はその料理ジャンルが持つ本来の文化の背景を追究することで、新たな発見があります。それを拾い上げていくことが必要になるでしょう。例えば、パスタ生地を長時間熟成させることで別のクオリティのものが出来上がる。このようにやり方を掘り下げることで新しいものが見えてくると考えています。

――焼き肉業界のこれからをどのように見ていますか。

 焼き肉業界は無煙ロースターができて30年、それ以前のところは40年の時間がたっています。これほどの時間が経過して、事業承継という点で大きな転機となっていて、業界も変わり目を迎えているものと思います。

 例えば、個人店の町の中華屋さんが無くなる一方で、ちょい飲みのできる中華食堂のチェーンが大きく隆盛していますが、このような現象も焼き肉業界に見られるのではないでしょうか。

 そのような中でも当社の「まんぷく」は、二子玉川で打ち出した路線を貫いていきます。