松坂屋上野店本館(奥)、上野フロンティアタワー(手前)
5階はアーバンリサーチ関連のブランドが集まる。
雑貨も品質にこだわったものをそろえる。

 

案内ロボット「Siriusbot」が店内を案内してくれる。

 上野広小路に、2017年11月4日、上野の新たなるランドマークとして、22階建ての上野フロンティアタワーがオープンする。

 上野フロンティアタワーは歴史ある松坂屋上野店に隣接した、複合ショッピングビルだ。地下1階は松坂屋、1~6階がパルコの新形態「パルコヤ」、そして7階~10階に地元待望のシネコン、TOHOシネマズが入る。12~22階は賃貸オフィスである。

 パルコであるパルコヤ(PARCO_ya)が、「ヤ」を付けたのは、これまでと違う新業態であることを強調したかったため。上野フロンティアタワーが複合ビルである点と上野エリアにある点に着目し、テナントを“編集”した。

「途上国から世界に通用するブランドをつくる」という理念を持つMOTHERHOUSE。台東区に本店がある。
「うえの やぶそば」は実演も見られる。店舗名は書アーティスト、吉川壽一氏による。

 

地下1階松坂屋の「上野が、すき。ステーション」では、手ぬぐいや江戸切子などの日本の下町を感じさせる商品を販売する。
地下1階の上野案内所とパンダ。

 コンセプトは「ともだちを誘いたくなる、ちょっとおしゃれなおとなのたまり場」。小林昭夫パルコヤ店長によると、都市で生活する大人をターゲットとし、「こだわりをもってものづくりをしている、長く支持されているブランド」を誘致したという。68のテナントのうち、8割が上野御徒町エリア初登場、2割は地元に縁の深い企業やブランドだ。

 1階に入った「廓(くるわ) otona くろぎ」は、湯島で10年営業した日本料理の名店「くろぎ」(現在は芝大門に移転)の新業態であり、昼は本家の弁当や和のスイーツを提供し、夜はバーとなる。内装は隈研吾氏の設計で、これまでにない和モダンの雰囲気だ。6階の「うえの やぶそば」はそばの老舗「藪そば」であるが、店名を「やぶそば」とし、ガレットなどの新メニューを展開する。

 地下1階の松坂屋は、婦人靴と「上野が、すき。ステーション」より成る。上野ファンが集うコミュニティサイト「上野が、すき。」と提携し、地元の銘品や上野土産を販売し、観光案内所を併設した。

 上野フロンティアタワーがあるのはもともと、松坂屋上野店南館があった場所である。同時期に、松坂屋上野店本館も一部リニューアルし、パルコヤとのシナジーを強化している。

パンダがデザインされた、あんみつの老舗「みはし」の保冷バッグ。
CA4LAが販売するパンダ帽子2種とイヤーマフ。メタリックパンダ帽子(右)は3つしか作っていないと言う。
6階のレストランフロアではパンダまんじゅうが購入できる。

 

所在地/東京都台東区上野三丁目24-6
開店日/2017年11月4日
売場面積/PARCO_ya(1~6階)約2,480坪、松坂屋上野店(地下1階)約435坪
店舗数/68店舗
営業時間/10~20時(6Fレストランフロア 11~23時、1F廓 otona くろぎ 7時~翌2時、1Fディーン&デルーカ カフェ 8時~22時)

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