「商業界オンライン」では、米国ポテト協会の協力を得て、2018年12月14日(金)、「第1回米国産ポテトのミニセミナー ~店舗の差別化商品&利益商材として注目!ポテトを活用した惣菜メニューのご提案」と題したセミナーを開催した。

 

 講師には、城取フードサービス研究所代表の城取博幸氏を迎え、メニュー開発と商品化提案は、㈱阪急デリカアイの森川保氏とFoodbiz-net.comの代表、道畑富美氏が登壇。セミナー会場は、食品包装容器メーカーの中央化学㈱の東京オフィスショールーム/テストキッチンを使用した。

 ポテトは、世界各国で様々な料理に使われており、日本でもポテト料理は多いものの、スーパーマーケットの惣菜売場を見ると、意外にバリエーションが少ない。米国産ポテトを活用すれば、利益がとれるメニューが作れる。今後、惣菜メニューの幅を広げることを目的として、本セミナーを開催した。

セミナー風景

すぐ惣菜に使用できる冷凍ポテトやポテトフレークが豊富

 米国ポテト協会は、全米で約2500に及ぶ、商業用ポテト生産者を代表する非営利団体で、マーケティング、啓蒙、販促などの活動を行っている。日本に輸出されているのは、主に、フローズンのフライドポテトや粉末状のポテトフレークだ。

 米国ポテト協会の牛丸雅生氏は、米国産ポテトの特長として、「安定した供給体制、高品質なラセット種、豊富な製品、安定した品質、利益の向上」をあげた。

 ラセット種は固形分が多く、フライドポテトにすると中がホクホクになる。サイズが大きく、長いピースがとれるのも特長だ。フライドポテトだけでも、様々な形状の商品をラインナップしており、経時変化を抑えるために、小麦粉や澱粉でコーティングを施した商品もある。

一押しメニューは米国で人気のローディット・フライ

牛丸雅生氏

 同協会が、中食として薦めるのが、アメリカでポピュラーなローディット・フライだ。「フライドポテトにボリュームたっぷりの具材とソースを乗せたメニューで、1品10ドル前後、日本円に換算すると1200円くらいだが、これひとつで食事にもなり、値段が高くても売れる」と牛丸雅生氏は説明。

 日本において、Webでローディット・フライの消費者調査をしたところ、「ボリューム感がある」「インスタ映えする」等々のコメントが寄せられたという。

 アメリカでは、ご当地ローディット・フライがあり、「日本の食のトレンドはアメリカから来る。ローディット・フライは、日本の消費者が食べたいと思うメニューで、ストーリー性があり、利益率も高い。イベントに合わせた展開もできる」と牛丸氏は、日本のスーパーマーケットでの展開を提案した。