男女問わず、老化の悩みが尽きないのが「髪」ですよね。

 髪の印象を決めるボリュームは、主に、頭髪の「量」と「太さ」。

 日本人の頭髪は200~400本/㎠程度で、20代をピークに年齢とともに減少します。また、頭髪の直径も、男性では思春期、女性では20~30歳にかけて最大径になり、その後は加齢とともに細くなっていきます。

 髪は非常にデリケート。遺伝に加え、ストレスによるホルモンバランスの乱れや、睡眠不足、頭皮の皮脂のつまりなど、生活習慣のちょっとした変化で影響を受けます。

 しかし、髪だって、皮膚と同様に、私たちが食べるものでできています。残念ながら加齢は止められませんが、食事で、老化を遅らせることはできるということですよね。

重要なのは頭髪のもとのサポート

「これを食べていれば髪は大丈夫!」という食品は残念ながらありません。

 頭髪は99%が「ケラチン」というタンパク質でできています。

 タンパク質の摂取は基本ですが、加齢に伴い低下している「髪を作り出す力」のサポートが必要です。

 タンパク質の吸収や合成を助ける「ビタミンB」「ビタミンC」「亜鉛」です。

 さらに、髪の育成に重要なのが「血流」。血管を若々しく保つビタミンA、C、Eやオメガ3脂肪酸が該当します。さらに、毛量に関係する女性ホルモンと同じ働きをする大豆イソフラボンも有効です。

では、早速「髪を若く保つ食べ方」をご紹介!

 今回も、今晩から実践できる、コンビニやスーパーマーケットで買えるおなじみのメニューばかりです!

1.ゴーヤチャンプルー

 

 今やおなじみの沖縄料理。お酒にもぴったりです。

 髪に深く関わる女性ホルモンと同じ働きをする「大豆イソフラボン」を含み、低脂肪で良質なタンパク質といえば「豆腐」。

 同じくハイスペックなタンパク質といえば「卵」。ビタミンC以外髪の若返りに重要な栄養素を含みます。そのビタミンCをたっぷり補うのがゴーヤ。抗酸化作用の高いごま油を加えるとさらに若返り効果アップです!

2.納豆キムチ

 血管の拡張で血流改善「CGRP」を含むカプサイシンとそのCGRPを増やす大豆イソフラボンを同時に食べることで薄毛が改善されたとことが名古屋大学の研究グループによって発表されました。 

 その簡単な食べ合わせといえば、「混ぜるだけ」です。納豆は1パック(45g) で大豆イソフラボンが25〜30mg程度摂取できます。大豆イソフラボンは食品での1日の上限は70~75mg。1日に大量摂取するのではなく、毎日こまめに食べることが重要です。キムチは唐辛子とともに、白菜やニラ、ニンジンなど野菜のビタミンCを摂取できるところがポイント!

3.ニンジンきんぴら

 

 英語のキャロットの語源は“カロテン”。その名の通り、ニンジンに豊富に含まれるβ-カロテンは、体内でビタミンAに変わって、細胞を強化し、活性酸素の働きを抑えるため、デリケートな健康な髪を維持するのに役立ちます。

 また、造血作用で冷え性予防に使われるほど血流改善に働きます。

 β-カロテンは油に溶けやすいので炒めるのがオススメ。血流を改善するビタミンEを含む「ごま油」を使った「きんぴら」を。

 油揚げや鶏肉入りだとタンパク質が同時に補えて理想的ですね。

 もちろん、食べる前には「すりごま」をトッピングして効果倍増!

4.高カカオのアーモンドチョコレート

 

 甘いものが食べたくなったら、これ。

 チョコレートのカカオに含まれるカカオポリフェノールは、育毛に重要な血管のさびつき、老化の予防に働いてくれます。アーモンドは、血流改善するビタミンEの王様。

 チョコレートは、カカオ含有量70%以上、ミルクや砂糖の少ないブラックチョコレートが理想的!

 チョコレートはリラックス効果もあるので、髪の大敵、ストレス緩和にも。

 お酒ならポリフェノールたっぷりの赤ワイン。

 ノンアルコールなら、カフェインレスのハーブディをどうぞ。

5.きな粉クルミ

 最近、コンビニで人気の「きな粉クルミ」。美髪おつまみにオススメです。

「きな粉」の原料は大豆。きな粉大さじ2杯で19mgもの大豆イソフラボンを含みます。これは豆腐4分の1丁と同じくらいの量。少量で効率的に摂取できる便利な食品です。血管の中の脂肪を溶かして血流を改善するオメガ3脂肪酸をたっぷり含むクルミとセットで、髪を助けます。

動物性脂肪、ジャンクフード、お酒の飲み過ぎに気をつけて

 肉類など動物性脂肪や、加工されたジャンクフードの取り過ぎは、皮脂の分泌を過剰にし、毛穴の詰まりの原因となります。

 また、お酒は少量なら、髪に重要な血流改善を助けにもなりますよね。しかし、飲み過ぎはやはり禁物。肝臓を弱らせ、髪を作り出すタンパク質の代謝を阻害してしまいます。

 適度なお酒で、髪も若々しく!