現在では、採用面接や人員配置、チームづくりなどのあらゆる場面で類人猿性格分類が活用され、スタッフ一人一人の個性を最大限に生かすことができています。

 エブリイホーミイグループでは、18年まで売上高18期連続で増収を達成していますが、この類人猿性格分類の活用も大きな要因の一つになっていると考えています。

 性格の違いによって行動の意味にも違いが生まれる皆さまの中には「オランウータンやチンパンジーってそんなに違いがあるの?」と疑問を持たれる方もいらっしゃるでしょう。実は驚くほどに違うのです。

 例えば、暮らし方一つをとってみても、オランウータンは1頭で暮らし、ゴリラは20〜30頭で暮らしています。そしてチンパンジーとボノボは100頭以上で暮らしています。

 さらに、集団で暮らしていても、ゴリラはそれぞれの個体がある程度の距離を取る一方で、ボノボは肌が触れ合うくらいの非常に近い距離感を保つなど、さまざまな違いがあります。

 そしてその違いは、行動の意味にも違いを生みます。一例を挙げると、1頭でいることを好むオランウータンがほえるときは「自分はここにいる。だからここには来ないでね」という主張であり、ボノボがほえるときは「みんな、そばに来てほしいよ」という合図なのです。

 このようにそれぞれに特徴を持つ4種類の大型類人猿ですが、そのDNAの98%が私たち人間と一致しているといわれています。

 「自分がどの系統の要素をより強く持っているかを知ってみよう。そして、自分と違うタイプの人がいることをしっかりと理解しよう」というのが類人猿性格分類の基礎の考え方となっています。

 では実際に、類人猿性格分類における4タイプそれぞれの特徴をご紹介します。

 まずオランウータンタイプは職人気質のこだわり屋で、論理的思考や一つのことを極める集中力が優れています。逆に理屈っぽい部分や感情を出さない面が短所となり得ます。

 ゴリラタイプは平和主義の安定志向家であり、準備やルーティンワークを的確にこなし、縁の下の力持ちとして頑張る点が長所であり、自己主張しない点が短所になる場合があります。

 チンパンジータイプは勝ち・負け重視の積極派で、新規開拓への挑戦心や社交性の高さが強みです。その半面、攻撃的だったり飽き性だったりする点がウイークポイントになりがちです。

 ボノボタイプは空気が読める話好きな人が多く、思いやり能力に優れています。一方で、感情的な判断をしたり、依存的だったりする点が弱点になり得ます。

 類人猿性格分類は、WEB上でも簡単に行えるようになっていますので、皆さまもぜひご自身が何タイプか調べてみてください(https://www.ypy-edu.co.jp/classification/)。

新入社員の離職が3分の1に減った事例も

 この類人猿性格分類を、ビジネスの現場でどのように活用していくのか。詳しくは商業界ゼミナールを楽しみにしていただきたいのですが、一例を挙げれば、社員の褒め方もタイプによって変えることで、より効果的になります。