「よろしくお願いします」とあいさつされた彼女は小柄で、どちらかというと物静かな印象を受けました。 

 

 みたむらさやかさん。子育てメディア「コノビー」の副編集長で、連載『本当の頑張らない育児』の担当編集者、そして4歳の男の子の母親でもあります。私がtwitterで作品への愛を呟いたところ、「ぜひ取材を」とありがたいお返事をいただき、今回の取材が実現しました。

始まりは、このtwitterの一言でした

『本当の頑張らない育児』は、子育て中のある家族を主役にした作品です。周りの人との交流を通じて、ママとパパがそれぞれの立場で思い悩みながら、育児への思いが変化していく様子が描かれています。自分たちの家族らしい1つの答えを見付けるまでが、とてもリアルかつ丁寧に表現されています。

 web上で始まった連載は、通算500万PVを超える大反響となりました。「子育てに、笑いと発見を」を掲げるコノビーでは初めての書籍化が実現し、クラウドファンディングでは125万1000円を集めています。      

 作画を手掛けるやまもとりえさんは、2人の男の子を育てながら『Aさんの場合。』『今日のヒヨくん』『30歳女子、ネコを飼いはじめました。』など、ブログや連載が次々と書籍化される人気イラストレーター。日常の何気ないエピソードをやわらかく描くタッチと、たまに混じるちょっぴり鋭い視点が多くの女性の心をつかんでいます。

 

 全4週にわたり『本当の頑張らない育児』書籍化に関連して行われたイベントは、初回15人、2回目15組30人、3回目29人、4回目38人の合計112人が参加する満員御礼イベントに。テーマをその都度分けたことで、複数回参加する読者もいました。

 なぜこれだけ多くの人の心に染み入り、読者からも応援される作品をつくることができたのでしょうか? webメディアに参入して1年目の商業界オンライン編集長・鈴木顕宏と、ゆるゆるワーキングマザーとして『共働き生活のリアル』を木曜日に連載中の秋元沙織が、取材してきました。