秋の味覚といえば、キノコ。

 シイタケ、マイタケ、エノキ、ナメコ……、キノコといってもその種類はいろいろです。

 しかも、これから登場回数が増える「お家鍋」がおいしくなる! そして、包丁いらずで、価格もリーズナブル。おまけに低カロリーで体重コントロールにもうれしい食材ですよね。

低カロリーだけじゃない! 他にも多いお薦めのポイント

 キノコは低カロリーなだけでなく、「βグルカン」と呼ばれる強力な抗酸化成分による免疫アップに、「水溶性食物繊維」の中性脂肪やコレステロール対策、「ビタミンB類」の肌や髪のターンオーバー、脂肪燃焼、「ビタミンD2」の老化予防と、その効果は数知れず。また、カリウムが豊富で、塩分を体外へ排出し、高血圧やむくみ予防にも働いてくれます。栄養素がぎっしり詰まった栄養リッチな食材なのです。

 

 キノコ独特の旨味成分は「グアニル酸」というアミノ酸、つまりタンパク質や脂質も含まれているのも特徴。昆布のグルタミン酸、かつお節のイノシン酸と合わせることで料理がぐんとおいしくなります。

 同時に、満腹ホルモンを刺激して満足感も与えてくれるので、本当にダイエットフードの優等生。

 そんな、キノコはスーパーマーケットでも種類豊富。今回は、目的別のお薦めキノコと、その効果的な食べ方をご紹介します!

1.体全体の老化予防に「シイタケ」

 免疫力を高める「β-グルカン」とともに、老化予防にパワーのある「ビタミンD」へと変化する「エスゴステリン」(エルゴステロールともいいます)を含んでいます。日光に当てることでエルゴステリンはビタミンD2に変わるので、特に「干しシイタケ」は、栄養成分が凝縮されており、保存も利きやすいので、オススメです。

 シイタケのビタミンD2は日光に2時間程度あてるだけで数十倍にアップすると言われていますし、干しシイタケは、その40%強が食物繊維なので、少量でも便通の改善やメタボ予防にとても強力な食材です。

 冷蔵庫保存すれば半年経っても栄養価の含有量はほぼ同じ、と保存性も抜群です。

〈オススメの食べ方〉干しシイタケを麺類に「そのままふりかけ」!

 干しシイタケをバリバリと割って、温かいカップラーメンやうどん、そばに振り掛けるだけ。旨味成分「グアニル酸」の働きで、ぐっと味に深みが出ます。少量でも食物繊維が豊富なので、麺類の血糖値の急上昇を抑えてくれるとともに、カリウムが、気になる塩分を体外へ排出してくれます。

 干しシイタケは水で長時間戻すと苦味が出るので短時間調理がポイント。ズボラOKで、風味も損なわれず一石二鳥です!

2.病気に負けない強力な免疫アップ&肌荒れに「マイタケ」

 免疫効果の高いキノコ類の中でも、マイタケは群を抜いています。

 マイタケに含まれるβグルカンの一種、「Dフラクション」や「グリフォラン」は抗がん作用が確認されているほど強力です。    肌荒れ予防に必要なビタミンB2、肌の保水作用のあるトレハロースをはじめ、シミやそばかすの原因となるメラニン色素の発生を抑える物質も含まれており、美肌にもうれしいキノコです!

〈オススメの食べ方〉免疫アップ「マイタケ入りキムチ鍋」

 腸を整える発酵食品キムチとビタミンBたっぷりの豚バラ肉、ビタミンCのニラで免疫アップメニューのキムチ鍋にマイタケを加えてさらに免疫アップ! ビタミンB2は豚肉の脂質分解を助けます。汁ごと飲むことでマイタケの栄養素も余すことなくチャージ。疲れたなと思ったときのレスキュー鍋です!

3.ダイエット中の便秘、むくみ予防に「エリンギ」

 エリンギは、77%がカリウム。塩分を排出してむくみ予防に効果的。また、不溶性食物繊維が豊富で、どうしても食事量が減り、便秘になりがちなダイエット中にオススメです。また独特のコリコリとした食感で、食べ応えがあるので満腹ホルモンの刺激にもなります。

〈オススメの食べ方〉デトックス・エリンギみそ汁

 腸内環境を整える発酵食品のみそとエリンギの食物繊維でダブルの腸のデトックスみそ汁です。カリウムの働きで、塩分が気になる人も安心。みそ汁に溶け出した代謝成分、ビタミンBも余さず飲みましょう。ダイエット中に飲みたいみそ汁です。

4.お酒の飲み過ぎ、シメに「ナメコ」

 免疫効果を上げるだけでなく、肝臓や腎臓の機能を高めてくれるので、お酒のおつまみにはピッタリ。炭水化物の代謝を促進し、疲労回復に作用するビタミンB1がダントツに含まれています。

〈オススメの食べ方〉ナメコおろしそば(冷やし)

 そばは疲労回復のビタミンB群が豊富で、アルコールで疲れた内臓ケアにもうれしい麺類です。ナメコのビタミンB、大根おろしの消化酵素でそばの炭水化物の代謝をさらに上げてくれます。どちらも熱に弱い栄養成分なので冷たいそばならパワーを失うことがありません。コンビニのそばにプラスするだけでOK。飲んだ後、どうしても締めのそばが食べたいときにはお試しを!

秋の夜長に食べたくなったら「キノコおにぎり」をチョイス!

 

 太ると分かっていても、夜、どうしてもおにぎりたが食べたくなる……、そんなときもありますよね。そんなときには「キノコおにぎり」です。

 キノコのカサ増し効果でお米が少量で済みますし、どのキノコも、食物繊維が豊富。血糖値の急上昇を緩やかにしてくれるので、ダイエットの強い見方です。歯応えもあって、食べ応えもあります。

 炊き込みご飯は、水に溶け出したβグルカンやビタミンBなどキノコの栄養素をお米が吸い込んで余すところなく吸収できるオススメメニューです。旬のサツマ芋と一緒に炊き込めば、食物繊維が倍増されてさらに効果アップ。

 旬のキノコは旨味も栄養素も優秀。ぜひお試しください!