男性の健康のバロメーターともいうべき重要なものに、テストステロンというホルモンがあります。これは主要な男性ホルモンで、男性の精巣(睾丸)と副腎、女性の場合は卵巣、脂肪、副腎でつくられます。

 テストステロンは骨や筋肉、血液をつくり、体脂肪を減らして男らしい肉体をつくる働きがあります。

テストステロンが減少すると太りやすい!

 テストステロン値が低い人は、内臓脂肪が増加しやすい。つまり、お腹がせり出たメタボ体型になりやすいのです。

 また、鬱、やる気が出ない、不眠、疲れやすいなど、テストステロンが減ることで男性にとって心身に多くの不調が出ることが分かっています。

  “男性更年期“は40代から始まる、ストレス時代

 テストステロンは20代をピークに加齢とともに低下します。

 しかし、近年は、働き盛り40、50代のテストステロンが著しく減ってしまい、60代を下回っているという結果があります。

 現代はストレス社会。働き世代のテストステロンが低下しやすい、太りやすい、厳しい環境なのです。

生活の質を左右する

 また、不調だけに留まらず、高血圧、糖尿病、がん、心臓病など、生活習慣病のリスクが高くなるため、テストステロンは男性のQOL(クオリティオブライフ=生活の質)のバロメーターともいえるのです。