3種の素材を比較検討。機能性の高さでLIMEXを採用

 さまざまな素材を検討しラミネートがいいのではと考えていた時期に、紹介でLIMEXに出会った。

 「石灰から作った紙に代わる素材と聞いても想像がつきませんでしたが、実際にサンプルを見て驚きました。見た目は紙のようでいて、水をはじき、醤油などをこぼしてもシミにならず、汚れても拭けばきれいになる。破れや破損にも強い」と、同社はLIMEXの機能性を高く評価。

 最終的にLIMEX、ラミネート、合成紙の3種の素材をさまざまな観点から比較検討し、LIMEXを採用した。

 「寿司はネタの色が重要ですが、LIMEXは発色が美しく退色や印刷のはがれもない。三つ折りにしても問題が無いことも決め手でした」と同社。

 導入後、お客さまがメニュー表の上に皿を置いても汚れたり破れたりすることはなく、醤油や水をこぼしても染み込むこともない。テーブルを拭く際にメニュー表も同じように拭いており、時間が経過しても新品同様の状態を保っている。

食事中に誤ってメニュー表に醤油をこぼしてしまっても、染み込まず、きれいに拭きとることができる。


 スシローでは3カ月ごとに季節の定番を変えるが、その際にメニュー表も新しく作り変えていく。「作り変えてもコスト負担が少なく、以前のようなメニュー差し替えの必要もないのでスタッフに負担もかからない。こうした効果が得られ、さらに地球環境改善につながるのであれば企業としても望むところ」と同社。

地球環境に貢献する「LIMEX」の今後に大きな期待

 これまで、飲食店のメニュー表やメニューブックは紙製が一般的であった。しかし、地球環境という観点からみれば紙は大量の水と木を使用して製造されており、普通紙1トン生産するのに樹木約20本、水100トンを使用する。今のままでは紙の使用量は増え続け、2050年には世界の40%の人が水不足に直面し、100年後には主要な森林がなくなると危惧されている。

 その点LIMEXは生産に木を使わず、水も紙と比べて98%削減でき、主原料の石灰石は地球上にほぼ無尽蔵にあり、日本においても十分な量がある。

 メニュー表だけでなくPOPやポスターにも適しており、屋外用への展開も進んでいる。また、名刺に採用する企業も増え、今後さらに使用シーンの拡大が期待される。LIMEX製品には『このメニュー表は、水も木も使わず環境に優しい、紙に代わる新素材(LIMEX)を使用しています』といった環境への貢献を示す一文を入れられ、企業姿勢を表す一助にもなるだろう。

 

  • (お問い合わせ先)
  • 企業名/ディップ株式会社(LIMEX事業部)
  • 電話番号/0120-802-498
  • 営業時間/9:30~18:30(定休日:土日祝)
  • LIMEX紹介サイト/https://limex.dip-net.co.jp/
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  • (取材協力)
  • 企業名/株式会社あきんどスシロー
  • 本 社/大阪府吹田市江坂町1-22-2
  • 代表者/代表取締役CEO 水留浩一氏
  • 設 立/1984年6月
  • 店舗数/478店舗(※2017年10月時点)
  • 売上高/1464億円(※2016年9月末時点)