もう店頭はすっかり秋物商品真っ盛りといった感じだが、今秋、特に目を引いたのがメンズファッションによる英国調の流れ(レディスでは既に前シーズンから先行していた)。今回の英国調の流れの特徴は、ディティールやシルエットではなくチェックを取り上げているところだ。

 ご存知のようにチェックと一概にいっても種類は多岐に渡る。「英国調チェック」といってもグレンチェックや千鳥格子、タータンチェックなど英国を連想させるチェック柄は多い。その中でも各社イチ推しの「英国調チェック」がバーバリー風チェックなのだ。

 本家バーバリーチェックで連想する図柄はノバチェックとも呼ばれていて、トレンチコートの裏地に採用され、バーバリーチェックとして商標登録された図柄。このノバチェックの図柄を大きく拡大させた柄がハウスチェックで、店頭で見掛けるバーバリー風チェックは、このタイプに似た図柄が圧倒的に多い。

 バーバリーブランドの復活の立役者と称されたクリストファー・ベイリー(2018年12月退社予定)による2006年コレクションのアーカイブや、ロシアの気鋭デザイナーのゴーシャ・ラブチンスキーとの2シーズンにわたるコラボレーションから影響されたのであろう。この後、バーバリーは12月にもヴィヴィアン・ウエストウッドとのコラボレーションも控えていて「英国調チェック」熱は、しばらく続きそうな勢いだ。