「人の印象の専門家」の吉武利恵です。

 印象マネジメントは、印象で損をしない、そして、間違った印象を与えてしまわないように、自分の印象の「外見力、振る舞い力、コミュニケーション力」を自己管理して最適化します。

 しかし、いくら印象に気を付けても、印象を判断するのは常に相手です。残念ながら、相手の判断を完全にコントロールすることはできません。

 人の印象は2通りで判断されます。

 1つ目が、「あなたの印象」を他の人がどう決めるか

 2つ目が、あなたが「他の人の印象」をどう決めるか

 本連載『「印象マネジメント」始めましょう!』では、主に1つ目の、あなたの印象に関する知識や技術を多く紹介しています。

 しかし、人が何をもとにして、人の印象を判断しているのかを知ることは、とても大事なことです。そこで今回は、2つ目のあなたが他の人をどう判断するかの基準にフォーカスします。

価値観が全く同じ相手はいません

 普段のさまざまな考えの判断規準となるのが、その人の「価値観」です。自分の価値観を、ぼんやりしたイメージで理解している人も多いのではないかと思います。

あなたは自分の価値観を明確に知っていますか? 

 価値観とは、自分が大切にしている物事の考え方です。善悪や好きや嫌い、重要度の順番や優先順位を判断するときの基準になります。価値観は、日々感じることの中で育っています。

 そもそも「価値観が全く同じ」という相手はいません。自分だけのあなたの価値観を知ることで、なぜそう感じるのか、なぜ正しいと思うのかなど、自分の判断の傾向に気付くことができます。

 リストを使って、トップ5を選んでみましょう!

 ここから、あなたの価値観を知るワークをご準備しています。

1.Goodなあなたの価値観

 これは、あなたの判断基準となり、行動を前進させてくれる大切なあなたの価値観です。

 自分の価値観を明確にしておくことで、自分にとってとても大切なものを知ることができ、重要度の順番や優先順位を決めることがスムーズになります。

 主に「こうあるべき」や「普通こうだ」と思っているものが、あなたの価値観である可能性が高いですね。

 自分の価値観を知るためにはいろいろな方法がありますが、一般的なのは、さまざまな言葉のリストから、今のあなたが重要だと思う言葉をいくつか選ぶ方法です。では早速、あなたの価値観を見つけてみましょう。

 

 あなたの価値観のトップ5は決まりましたでしょうか?

 古くから大切にしている価値観もあれば、最近の影響により、急浮上した価値観があるかもしれませんね。価値観は一生同じものではなく、習慣や影響、環境により変化する可能性があります。自分の判断基準となるあなたの基盤を理解するために、2~3年に一度の頻度で価値観の棚卸しをすることをお勧めします。