秋のコンビニの風物詩として、お菓子売場に各メーカーのチョコレートが競い合うように並んでいたのは今は昔。直近のチョコレート商品は主戦場をスイーツ売場に変えている。

 特にチョコレートスイーツの人気をけん引しているのが、2017年6月からスタートしたローソンのGODIVAシリーズ。高価格帯の商品にもかかわらず、限定商品であるという希少性が販売に拍車を掛けている。

「ローソン×ゴディバ」のwin-winの関係

 この秋の9月4日 (火)に満を持して発売されたのは、秋の味覚・栗を使った「Uchi Cafe × GODIVA ショコラモンブラン」(税込480円)と「Uchi Cafe × GODIVA ショコラケーキ」(税込350円)。

 それぞれ130万食と120万食の限定販売となる。かなりの食数ではあるものの現時点で早く食べないと期間終了となってしまうほどの人気商品となっており、食べたい読者は早めに店頭に行くことをオススメする。

 ローソンの店舗従業員に話を聞くと、「発売初日の夕方にモンブランを1人で4個を買う仕事帰りの女性客がいた。他にも複数個を購買するお客も多数見られた。1人で食べるのかは分かりませんが(笑)」とのこと。

 ローソンのGODIVAスイーツにロイヤルユーザーが多いことが伺えるエピソードで、このシリーズ、ローソンのデザート売上げをけん引し、女性客の獲得につながっている。

 

 GODIVAの監修とローソンバイヤーのこだわりは商品開発の相乗効果を生み、大量生産を背景にした良質な原材料の確保し、買いやすい価格を実現している。

 ローソンにとっては通常のデザートよりも単価アップでき、売上げと利益に貢献。GODIVAは、日本国内での客層の拡大とロイヤリティ収入による利益確保でwin-winのコラボレーションとなっている。

ローソンはお月見、ファミマはケンズカフェ東京

 そのGODIVAとローソンが秋の追加企画第2弾として、日本の季節感のある慣習の十五夜のお月見向け商品も発売する。「Uchi Café x GODIVA お月見ショコラ大福 4個入 」(税込900円) で、今年のお月見の9月24日に合わせて、9月21日(金)~23日(日)の3日間限定で発売する。

 ベルギーのチョコレートメーカーと日本のコンビニチェーンのコラボレーションが、人気の勢いに乗って、グローカル商品としてお客さまに支持されるかが注目でされる。 

 

 ファミリーマートでも、ガトーショコラで有名な「ケンズカフェ東京監修 ガトーショコラ」(税込320円)を9月18日に発売。

 濃厚なガトーショコラの上にブランデーを少し加えたホイップクリームをトッピングした商品で、大人のスイーツファンの取り込みを図っている。