コンビニや飲食店で見掛けるパート・アルバイト募集の都内時給は、近年かなり高くなってきている印象を受けます。総務省から出されている「平成30年版情報通信白書」によれば、日本の生産年齢人口は1995年から減少に転じているそうです。

 最近では流通・小売業の店頭でも、人手不足を補うためにデジタル設備やテクノロジーの導入が目立つようになりました。しかし店頭を回ってみると、まだまだ改善できる余地があると実感します。

回転すしチェーン店でのクレームで違和感

 先日、回転すし店で、推定60代の男性が「何だよ、以前の直接注文じゃなくてタッチパネルに変わっちゃったの? 注文方式が分かりにくいよ! 前の方が良かったのに」とすし職人に軽くクレームを入れているのを目にしました。すし職人は「すみませんねぇ」と苦笑い。

 恐らくタッチパネルの導入を決めたのはすし職人ではないと思われるので「言っても仕方ないのでは……」と一瞬思いました。ですが、この店ではにぎりすしの注文はタッチパネル、ドリンクやおつまみなど一部のメニューはスタッフに注文するという方式。確かに分かりにくい割に、店内での説明が不足しているようにも感じられました。

 慣れている人なら何の疑問も持たずにささっと対応できるのでしょうが、新規客は仕組みに戸惑うでしょう。「変わっちゃったの?」という言葉からも、恐らく男性はタッチパネル導入前に来店経験があったのだと思います。