(STEP.2)瞬間に価値を伝えるPOPにする

 膨大な情報に触れる現代人には、瞬間に価値を伝えるPOPが効きます。じっくり読ませてようやく分かるPOPではなく、瞬間に興味を持ってもらうPOPが必要になっているのです。

 そのためにはPOPが発する雰囲気に気を配ることです。

 今回「夏の地酒飲み比べ」の雰囲気を作るため、天川村の自然、夏、涼しさをキーワードにしました。 ビジュアルで見た瞬間に「いいね!」と感じてもらうためです。

 商品がそばにない場合も、どのようなものが提供されるのかを写真にするのは有効です。奈良の冷たい地酒と女将のおつまみを形にすることで、どのようなものが提供されるのかが分かります(形のないサービス業は写真が有効な場合が多いのです!)

“なんちゃって”でもいいんです!

 勢いのある筆文字も雰囲気を盛り上げてくれます。書家が見たら「何だ、この文字は」と言われる“なんちゃって”筆文字ですが、POP では「筆文字は雰囲気を作る」と考えているので、書道の基本に沿っていなくても大丈夫なのです。

 POP1 枚を作るのに時間をかけ過ぎのようですが、実際には近くの川に行って撮影して

 POP に仕上げるまで 1 時間もかかっていません。1 時間が長いかどうかはこの POP でどれくらい利益を得られるかによります。

 全てのPOPに同じような労力をかけることは必要ないですが、ここ一番の重要な商品の POP にはPOPが発する雰囲気を作ることが大切になります。POPの見栄え(写真や文字のデザイン等)に気を配ることで、ターゲットとなる人が見た瞬間に「!」とそそられる POP になるのです。

POPは使いやすいようにつくります

 さて、「奈良の地酒飲み比べ」POPは、部屋に置くメニューブックにも入れたり、貼ったりしやすいよう縦型も作りました。

 

 地酒の種類は変わる可能性があるため、差し替えができるようにしています。できればラベルの写真を貼りたいところですが、今後は女将でも作りやすいように考えてシンプルにしました。これなら手書きができなくてもパソコンで作って貼るだけでも大丈夫です。