酷暑、台風、ゲリラ豪雨の影響をいかに取り除けるか

 夏物セールが本格化する中で、新たに晩夏企画、秋物商品を導入したかがポイントになった。ユナイテッドアローズとグローバルワークは夏休み企画として、レジャーモチベーションを誘引する形でそれぞれ別のアウトドアブランドとコラボレーションを展開。また、無印良品やユニクロ等は夏休みの旅行、帰省を意識したようなコーディネイトや商品展開が目立った。秋物の本格投入が始まったユニクロは、今月も既存店売上高前年比を割り込んだものの、期初からの通期では依然、プラス6%と好調を堅持している。早々と売場に並んだ秋物商品の動きは活発ではないものの、例年と比べて夏物商品の消化は順調に見える。そして、7月のしまむら、ライトオン、アダストリアは、不調原因の問題解決とはならなかった模様だ。

 8月は「二・八」と呼ばれ、1年でも売上げが厳しい月を迎える。今年は特に「酷暑」が続くと新作秋物へ触手を伸ばしにくくなる。台風の発生やゲリラ豪雨など客足に影響が出ることも考えられる。それらマイナス要因をいかに取り除きながら、今すぐに着たいと感じさせる商品や、新学期・新シーズンに向けた準備のプレゼンテーションを展開することが、重要になると予想する。

*印の企業=20日締め/*1=小売既存+ネット通販既存の合算数字/*2=衣料品部門の数字/あくまで文中の売れ筋動向情報はIR情報および筆者視察によるものです。